リワードの受け取り
Block Builder のユーザー手数料と ITX トークンリワードの受取手順
はじめに
このガイドでは、INTMAX Block Builder が獲得したリワードを Claim するための手順を説明します。INTMAX ネットワークの Block Builder 参加者は、2種類のリワードを受け取ることができます。ブロックで処理したトランザクションから収集されるユーザー手数料と、リワードプログラムを通じて配布される ITX トークンです。
このドキュメントでは、初期セットアップからリワードの Claim まで、以下の方法を解説します。
コマンドラインツールと環境のセットアップ
Ethereum 秘密鍵(Private Key)から INTMAX キーの生成
蓄積された残高の確認とユーザー手数料の Withdrawal
ブロック生成活動で獲得した
ITXトークンリワードの Claim
注意: リワードを受け取る際は CLI をクローンしてコマンドを実行する必要がありますが、Block Builder を実行しているサーバー上で行う必要はありません。
注意: このオペレーションを実行する環境には、最低 1 GB のメモリが必要です。
リワードの受取方法
準備
コマンドラインツールを使用してリワードを Claim できます。以下は メインネットでのリワード Claim 方法の説明です。
git clone git@github.com:InternetMaximalism/intmax2.git -b main
cd intmax2/cli次に、CLI 用の環境変数を設定します。RPC URL が必要ですので、Alchemy や Infura などのプロバイダーでアカウントを作成し、API キーを生成してください。
⚠️ 重要: L1_RPC_URL と L2_RPC_URL には、それぞれ Ethereum と Scroll ネットワークの RPC URL を設定してください。
ユーザー手数料
セットアップ完了後、以下のコマンドをステップごとに実行してください。intmax2 リポジトリの cli ディレクトリ内で実行してください。
⚠️ 注意: rustup コマンドがシステムで利用できない場合は、Rust 公式インストールページの手順に従って Rust と Cargo をインストールしてください。
Step 0: intmax2 リポジトリの更新
コマンドを実行する前に、intmax2 リポジトリが最新であることを確認してください。 ターミナルを開き、リポジトリのディレクトリに移動して最新の変更を取得します。
⚠️ 注意: コマンドを実行する前に、/path/to/intmax2 を実際のディレクトリパスに置き換えてください。
Step 1: Scroll の秘密鍵から INTMAX キーを生成
想定される出力:
⚠️ 重要な注意事項: View Only Key、Spend Key、Key Pair は絶対に他人と共有しないでください。 特に Spend Key や Key Pair が他者に知られた場合、INTMAX ネットワーク上のあなたの資産を移動される重大なリスクがあります。
Step 2: INTMAX 秘密鍵で残高を確認
重要: <spend-key> には、Step 1 の出力ログで生成された 0x で始まる Private key をコピー&ペーストしてください。
注意: このコマンドの完了にはかなりの時間がかかる場合があります。過去に大量のブロックを送信している場合、完了までに 24 時間以上かかることがあります。
コマンド実行中は、以下のようなログが表示されます。ノードの稼働期間が長いほど、表示されるログが多くなります。
注意: 以下のような同期ログが表示され続ける場合は、コマンドを安全に停止して後で再実行できます。同期は中断した箇所から再開されます。
残高の同期が完了すると、以下のようなログが表示されます。
以下のログが表示されて実行が停止した場合は、balance コマンドを再度実行してください。
Step 3: 資金の Withdrawal
注意: このコマンドの実行には最低 2 分かかる場合があります。
<scroll-private-key>、<spend-key>、<ethereum-address>、<amount> などのプレースホルダーは実際の値に置き換えてください。<amount> には、残高に表示された値から 35,000,000,000,000 を引いた値を指定してください。たとえば、残高が 2,342,400,000,000,000 wei の場合、2307400000000000(= 2,342,400,000,000,000 − 35,000,000,000,000)を指定します。
ITX トークン
ITX トークン以下のコマンドを実行してリワードを Claim してください。<scroll-private-key> を実際の Scroll 秘密鍵に置き換えてください。
コマンドの実行には、Ethereum アドレスに対応する Scroll アドレスにガス代(約 0.00001 ETH)を支払うのに十分な ETH が必要です。
想定されるレスポンス
Claim 可能なリワードがある場合、以下のような出力ログが表示されます。
ITX トークンを受け取れたかどうかは、以下の手順で確認できます。
まず、次の URL を開きます。
https://scrollscan.com/token/0xc0579287f3CDE6BF796BE6E2bB61DbB06DA85024#balances

ページ右上の検索アイコンをクリックします。 検索バーに Block Builder の Scroll アドレスを入力します。 以下の画像で赤枠でハイライトされたエリアに、現在の残高が表示されます。

テストネット
テストネットで Block Builder を運用している場合、リワードの Claim もテストネット上で行われます。 以下のコマンドを実行してください。
⚠️ 重要: L1_RPC_URL と L2_RPC_URL には、それぞれ Ethereum と Scroll ネットワークの RPC URL を設定してください。
トラブルシューティング
OpenSSL ビルドエラー
Debian ベースの Linux 環境で CLI を実行する際、以下のエラーが発生することがあります。
これは OpenSSL の開発ライブラリが不足しているために発生します。 以下のコマンドを実行して必要なパッケージをインストールしてください。
apt パッケージの代わりに Rustup を使用する
apt パッケージの代わりに Rustup を使用するapt install cargo rustc で Rust をインストールした場合、Rust の nightly バージョンは使用できません。 nightly やその他のツールチェインを有効にするには、Rustup 経由で Rust をインストールしてください。
以下のコマンドを実行します。
インストール中にプロンプトが表示されたら、1 を入力して Enter を押し、デフォルトのインストールを進めてください。
Rustup が管理する Rust ツールチェインをシェルで使用できるようにするため、~/.bashrc に以下の行を追加します。
変更を適用します。
以下のコマンドを実行して、使用中の Rust コンパイラが Rustup 経由でインストールされたものであることを確認します。
出力が以下のように表示されれば、設定は完了です。Rustup が Rust ツールチェインを管理しています。
環境変数の読み込みエラーの修正方法
以下のコマンドを実行した場合:
以下のようなエラーが発生することがあります。
.env ファイルで環境変数を正しく設定しているにもかかわらずこのエラーが発生する場合は、代わりに以下のコマンドを実行してください。<scroll-private-key> を実際の Scroll 秘密鍵に置き換えてください。
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